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「バードストライク」って残酷な響きがするけど正しく理解できてる?

こんにちは、ガーベラです。

バードストライク。ニュースなどで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

テレビのニュースなどで、「飛行機トラブルの原因はバードストライクです」とかたまに言っています。下のニュースは違ったみたいですけどね。

 

www.huffingtonpost.jp

さて、皆さん、バードストライクの意味をニュアンス含め正しく理解できていますか?

バードストライクを正しく理解する

バードストライクの意味について、Wikipeidaから引用すると、

バードストライク(英語: bird strike)とは、が人工構造物に衝突する事故をいう。主に航空機と鳥が衝突する事例を指すことが多い。この他、鉄道自動車といった他の乗り物、風力発電風力原動機送電線送電鉄塔ビル灯台などにおいても起きている。高速移動中の人工構造物への衝突の場合は小鳥程度の大きさであっても非常に衝撃が大きく、大きな事故へと発展する可能性がある。

このようになっています。ここまでは、イメージ通りだと思います。

もう少し、掘り下げてみましょう。

ストライク(Strike)の意味について、Weblioから引用すると


一撃を加える動詞
打つ攻撃する他動詞1a自動詞1
くいなどを)打ち込む他動詞2
突き当たる動詞
ぶつかる他動詞3自動詞3
などが)当たる他動詞4
などを)掘り当てる他動詞5
襲う動詞
打っ作り出す動詞

 

このようになっており、適切そうな訳を当てはめてみると、バードストライクの意味は、鳥がぶつかった という意味になります。そのままです。

残酷でも何でもありません。

英語を正しく理解できれば鳥がぶつかったんだーと、違和感はないのでしょう。が、果たして多くの日本人はこのようにストライクの意味を正しく理解できているのでしょうか?

少なくとも私は調べるまで、野球で使うストライクのニュアンスのイメージでいました。

鳥が見事に飛行機の吸気口に入った。ストライク!と。ポジティブ要素が含まれていました。

 

もし、日本語しか理解できない鳥(バードストライクの意味を正しく理解できていない鳥)がいたらどう思うでしょうか?

もし、家族で楽しく大空を散歩している途中、お父さんだけバードストライクしてしまったら?

残された家族にとっては、ストライクなんて言葉使って欲しくは無いでしょう。子どもも「パパがストライクしちゃった」なんて言えません。不適切発言になります。鳥界の芸能人が使った日には、連日バッシングの嵐です。

もともと、鳥の世界であった空を、人間が使うようになって、それによって受けた被害です。鳥に何の相談もなく、航路を決め、飛ぶ時間も決め、一言かけてくれれば気を付けるのに、なぜそれができないのか?

それで、ぶつかったらストライクだと。ふざけんなと。

せめて、交通事故(Trafic accident)みたいに、バードアクシデントぐらいが適切だろう。

と鳥は思うのではないでしょうか。

 

まとめ

もともと、バードストライクの意味を野球のストライクと勘違いした中で書き始め、途中でバードストライクの正しい意味を知ったものの、後戻りはできずにこうなりました。

英語知識が十分でない日本で、正しい英語をカタカナで使われても、意味を正しく理解できているかは分かりませんよ、という話です。

 

ちなみに、野球のストライクは、いい一撃だ!という意味になるんでしょうかね?