甲斐いちのみや大文字焼でLED照明使用
こんにちは、ガーベラです。
今日、気になったニュースはこちら。
山梨県笛吹市で8月16日に行われた甲斐いちのみや大文字焼きで火ではなくLED証明を用いたことで話題になっています。
このお祭りの歴史は古く、江戸時代にお盆の送り火として行われていたお祭りだそうです。そして、なぜかはわかりませんが一旦休息期間を経て、1988年に復活し、今年で30回目の開催でした。
これまでの祭りでは「大」の点灯は毎年8月13日~16日までしており、8月13日~15日は白熱電球を用いて点灯、16日のみ松明を使用していたとのこと。
今年は16日のメインも含め、4日間ともLED照明を使用して明かりを点灯させたようです。
これにあたって賛否いろいろな意見が出ているようです。
個人的には「火」でないことは残念だとは思いますが、別に良いのでは?という意見です。
無宗教の私からすれば、(怒られるかもしれませんが)霊が火で送られるって何で?と思ってしまいます。また、どれだけの人が大文字焼を見て霊を送る気持ちになっているのでしょうか? 1つのイベントとして見ている方々が多いのでは思います。
今回のLED使用の背景としては、松明設置する際に安定した足場を確保することが難しく危険、コストへの配慮、他にも高齢化といった理由があるようであり、火で送りたいけど難しい、でも何とか残していきたいという中での決断かと思います。
本来の趣旨は、お盆の送り火としての大文字焼なのでやはり火を用いて送るべきでしょう。が、霊を送る気持ちを持って、文化として残し、来てくれた人にも楽しんでもう。そのためにLEDを使用する。そういう判断であったと思えば、個人的には応援したいなぁと思います。